始めに
練習A2では「否定」を教えます。A1では「名前」「国籍」「職業」などが使用することが出来るようになりました。
また当サイトでは「ひらがな」を覚えてもらいながら「ローマ字」を使用して教えていく形を想定しています。
導入2
(黒板やネームプレートを使うと良いでしょう。学生が勉強したA1の教材を使用すると効果的です。)
T「(黒板やネームプレートを指さしながら)わたしは〇〇じゃありません」
黒板…わたしは〇〇じゃありません。(その上に文型をローマ字で書きます)
N1はN2じゃありません
(実際に書くときは Watashi wa 〇〇 ja arimasenと記入します。)
(「では」の使い方について…ここでは質問があれば「書き言葉」として使用すると教えます。)
T「わたしは〇〇じゃありません」(ここでA1で使用したPCカード等を使用して練習します。)
「ひらがな」をまだ読めない状況の為、PCカードを利用した反復練習や、「しつもん」「おねがいします」等の教室の言葉を使用して教師→全員。教師→生徒一人ずつといった形で口頭練習していきます。はじめは「私は〇〇じゃありません」で慣れてもらい。次は「私」の部分を他の人物に変えて「職業」や「国籍」といったA1で使用したPCカードでクイズ方式に練習を重ねていくといいでしょう。
必ず教師→全員で練習を重ねた後個人個人に答えてもらってください。「分かりますか」等の言葉でしっかりと皆の反応を聞くのが鍵になります。
導入3A
導入2のA2を十分練習してもらった後A3を導入します。
(前に使用した練習カードA-1を使用すると良いでしょう。)
nihongo-kyouzai-irasuto.hateblo.jp
T(ミラーさんの練習問題を指さしながら)「ミラーさんはアメリカ人です」
T「ミラーさんはアメリカ人ですか」「はい、アメリカ人です」
黒板…Q.みらーさんはあめりかじんですか。
A.はい、あめりかじんです。
T(やまださんを指さしながら)「やまださんはアメリカ人ですか」(首を振りながら)「いいえ、アメリカ人じゃありません。」
黒板…A.いいえ、あめりかじんじゃありません。
N1はN2ですか(文型を記入します。)
「Q.」「A.」を黒板に書くことによって質問文を練習しているという事に気がついてもらいます。
「しつもん」等で皆が分かりやすいように前に使用した練習等を使用して色々と答えもらいます。
※ここで既に学生同士で話が出来る様でしたら、生徒同士で質問をしてもらいましょう。〇〇さんは学生ですか?等。前回の自己紹介で教室内の状況を教え合っている場合非常に有効な学習が可能です。必ず教師から生徒へその後生徒という形に皆が分かるような導入をしてあげましょう。
導入3B
上記の様なイラストを使用しても良いでしょう。練習問題A-1のミラーさんと分かるように練習を見せておくと良いかもしれません。
T「あのひとはだれですか」「ミラーさんです。」
黒板…Q.あのひとはだれですか。
Q.あのかたはどなたですか。
A,みらーさんです。
「おなじです」(下は)「ポライト」です等言葉を駆使して二つの言葉が同じ意味であるけれど違いを教えておくと良いでしょう。
生徒同士でも質問が可能になりましたので口頭練習をしてもらった後、ペアを組んで練習をしてもらいましょう。
練習C
名前を尋ねる方法を学習してもらいましょう。
「しつれいですが」というのが実際の
また質問を増やす方法としては「お国は?」「お仕事は?」といった言葉で練習する言葉を増やしてあげると今まで覚えた言葉を全て学習することが出来ます。
最後に「〇〇さん しつもん おねがいします」といった言葉で練習した成果を発表してもらうと学習効果は更に高まりますね。