目的
ここでは所属の「の」を使えるようになります。
前回までの「N1はN2です」。といった復習をしてあげつつ今日教える文型につなげていきましょう。
前回の教案です。
nihongo-kyouzai-irasuto.hateblo.jp
導入1
一番楽な導入は現在勤めている学校名を使用して自分自身の自己紹介をする事でしょう。
導入はシンプルに!そして他の時間は学生の皆さんにはいっぱい話してもらいましょう。
T「はじめます。」
(黒板に前の時に使用したPCカード等を貼り付けながら)
T「私はせんせいです。」
T「私は〇〇のせんせいです。」(学校の建物を指さしたりしながら)
黒板…私は〇〇のせんせいです。
N1 wa N2 no sensei desu。
ここで教える「の」所属を表すときの助詞です。
×私の本の時の「の」は2課で教える内容となりますので注意しておくと良いでしょう。
口頭練習
T「しつもん」(黒板に様々な名前の書いたカードを用意する)
この様な口頭練習を用意しても良いですし、文型の下のNの部分に人物や職業を変えて答えてもらう方法も有効です。
練習B.5
次に「あの方はどなたですか?」を使用して上記の高騰練習で使用した表などを参考にして質問をしていきます。
T「しつもん」
T「あのかたはどなたですか?」(分からない方がいたら前の時の授業の内容を思い出してもらいましょう)
T「〇〇さん おねがいします」(口頭練習の時の人物を指さしながら)
先生→生徒が終わったら、学生→学生で練習をしてもらいましょう。
T「Aさん しつもん。 Bさん こたえ お願いします」
という風に教室の言葉でお願いをしていくようにしています。
練習C3
ここでの注意は「こちらは~」という時はジェスチャー付きで教えておくと良い。という点です。丁寧にジェスチャーしておくとポライトなのかな?というイメージが伝わりやすくなります。
また会話に慣れているクラスなら、「FREE」という問題を作っておいて更に自分たちでオリジナルの会話をしてもらうと良いでしょう。
例えばC1の「アメリカから来ました。」のような自分の国を言ってもらったりという風に今まで勉強した会話を繋げてもらう方法です。
また「よろしくお願いします。」という時は各国の事情を考慮して導入しても良いでしょう。日本式のお辞儀をしながら導入しても良いですし、その国でのあいさつの仕方をとりいれて「よろしく!」という意味なんだ!という事を伝えましょう。
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